大阪の夏…天神祭りとはも白天

毎日蒸し暑いですね〜皆様いかがお過ごしでしょうか?
七月も中盤に差し掛かろうとしていますね。
京都の町中では、祇園祭のお囃子が鳴り響き、大阪では天神祭りも控えています。
夏祭りの季節ですね〜☆。
この季節になると無性にうきうきしてしまうのは僕だけでしょうか(笑)。


今回は、そんな大阪の天神祭りにもゆかりのある、こだわりの一品を紹介しちゃいます。
今が旬のハモのすり身をふんだんに使い、たっぷりのきくらげを混ぜ込んだ「はも白天」について紹介しちゃいます(^_^)。


そもそも「白天」は和田八の商品の中でも一、二を争う人気者ですが、
「どうして天神祭りと関係あるの?」と思われる方も多いのでは?
簡単にご紹介すると…そもそも白天とは、天神さん、つまり菅原道真公を祀る天満という地名に由来しているんです。
江戸時代の書「りょうい集」によると、道真公が没後、謀議による冤罪の怨みを晴らすために天神となられた時に、雷を使って「白光、天に満が如く」示され、後に「天満大自在天」と尊称されることとなったそうです。
そのときの雷によって空が白む様子を表したのが、白天だといわれています。


さらに付け加えると、中に混ぜ込まれたきくらげは、ハモの皮をイメージしているとのこと。
関西人には馴染みの深い魚であるハモですが、そこはやはり高級魚!
そんなハモの代用として、きくらげを混ぜ込んだとか。
関西人のハモに対する憧れが具現化した、ともいえるのではないでしょうか。
食べ物にも歴史あり!ですね(>_<)。


そんな歴史や伝統もあり、多くのかまぼこ屋さんではきくらげ入りの「白天」を見ることが出来ますが、和田八のはも白天も、創業以来愛されている伝統商品なんです♪

ここであえて紹介することも、悪く言えば「今更珍しくも無い」と言われるかもしれません…
でも「かまぼこのこだわり」であるからには、はずすことはできません!
大阪の伝統食品でもあり、はものすり身とコリコリしたきくらげとの相性も良く、
濃厚な魚の旨みに…そして魚本来の自然な色にくわえて、こだわりの油で、低温にてさらっと揚げた美しい白さ!
もしも、まだ食べたことが無い方は、是非一度ご賞味くださいませ。
いつもご愛顧いただいている方は、今後とも和田八の「はも白天」をかわいがってやって下さいね。


天神祭りを前にして、伝統商品の紹介でしたので、すこし真面目なテンションになってしまいました(>_<)。
祭りの当日は、仕事してるんだけどなぁ…(;_;)。